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エル・グレコ(El Greco)の代表作品・経歴・解説

 ElGreco2.jpg

オルガス伯の埋葬

(1586 - 1588年) 油彩・カンヴァス 480×360cm サント・トメ聖堂/スペイン

エル・グレコ(El Greco)
1541年生 - 1614年4月7日没
ギリシャ・スペイン / マニエリスム
  • 大胆で繊細、スペインで活躍したマニエリスムの巨匠、エル・グレコ
  • 作風:引き伸ばされ、曲がりくねった人体が特徴のマニエリスム様式の中にあってさらに異彩を放っているエル・グレコ。大胆な構図と鮮烈な色彩、激しい明暗対比で描かれた作品は、圧倒的な存在感で鑑賞者に迫ってきます。その細部に目を凝らせば、おびただしい数の天使、華麗な装飾、震える人体など、驚くほど繊細な細部描写も見受けられます。大胆さと繊細さが画面の中で相乗し、特異な躍動感を作り出しているのです。
  • 経歴:ギリシャのクレタ島で生まれ、地元の画家のもとで修行をし、25歳で一人前の画家として登録されます。このときは伝統的なビザンティン美術を継承するの画家としての登録でしたが、より大きな活躍の場を求めて当時の芸術の中心地イタリアへと渡ります。ヴェネツィアで油彩技法や遠近法などのルネサンス様式や鮮やかな色彩を学ぶと、その後ローマへ渡り、ミケランジェロやラファエロ等の巨匠の作品に触れました。そして、38歳でスペインに渡り、「聖衣剥奪」の注文を受け華々しくデビューし、この地で73歳にまるまで精力的に制作に励みます。生前は多くの祭壇画の注文を受け成功を収めましたが死後急速に忘れ去られ、再び脚光を浴びるのは19世紀になってからでした。
  • 代表作品・作品解説
  • 【オルガス伯の埋葬】

    エル・グレコの最高傑作と名高いこの作品は、オルガスの領主で信心深いドン・ゴンサロ・ルイスが死去した時の伝説を元に描かれています。彼の葬儀のために天から聖ステファノと聖アウグスティヌスが黄金の法衣をまとって降臨し、亡骸を墓所に下ろそうとしています。構図は明白に2分割することができ、天界を表す画面上部は天界の聖人たちが淡い色調で幻想的に描かれているのに対し、現世を表す画面下部に描かれている人々は硬質に写実的に描かれています。画面全体には驚くほど多くの色彩が輝きを放っていますが、全体として美しい調和と躍動感溢れる画面作りに成功しています。 法衣に描かれた細やかな装飾などの細部も見所です。
作品 Pick Up
※画像はクリックで拡大します
ElGreco3.jpg

聖衣剥奪
(1577-79年)

ElGreco4.jpg

羊飼いの礼拝
(1612-14年)

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受胎告知
(1590-1603年)

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第五の封印
(1608-1614年)

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トレド風景
(1597-99年)

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悔悛するマグダラのマリア
(1577年)

ElGreco9.jpg

ホルヘ・マヌエル・テオトコプリの肖像(画家の息子)


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