ゴーギャン(ポール・ゴーギャン(ゴーガン)/Eugène Henri Paul Gauguin)の代表作品・経歴・解説

『われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか

(1897-98年) 油彩・カンヴァス 131.9×374.6cm ボストン美術館美術館/アメリカ

ウジェーヌ・アンリ・ポール・ゴーギャン(ゴギャン)(Eugène Henri Paul Gauguin)
1848年6月7日生 - 1903年5月8日没
フランス / ポスト印象派
  • 色と線で表す、楽園の地への思い
  • 作風:ポスト印象派の巨匠ゴーギャン。彼はピサロやセザンヌの影響で印象派運動に参加しますが、「あまり自然に即し て描いてはならない、芸術はひとつの抽象だ」という理論のものと、印象派を脱し、若い画家仲間とともに総合主義(区分主義)を確立し ます。純粋な色彩、形態の単純化、、太い輪郭線を使って描くという特徴を持つ「クロワゾニスム」の手法を使って、平らな面として絵画 を構成させていきました。この手法は浮世絵からも強く影響を受けているといわれています。
  • 生涯:ゴーギャンが絵を本格的に始めたのは35歳の時。それまでは船員や株式仲買人等で生計を立て、結婚もし子どもに も恵まれた順風満帆な人生を送っていました。しかし、仕事で失敗し失業。その時、趣味として始めていた絵の世界にのめりこんでいたた め、これを機に画家の道へと転身を決意します。もちろん、彼の絵はすぐに売れるはずもなく、たちまち貧困に陥ると妻子は故郷に戻り、 彼もまた各地への放浪を始めます。ブルターニュ地方のポン=タヴェンでは、ゴーギャンを師と慕うベルナールやポール・セリュジェらと 親交を結んだり(後にポン=タヴェン派やナビ派となる)、南仏アルルでゴッホとの共同生活を送ったりしています。放浪の果て、安住の地と決めたのは、南国タヒチでした。
  • 代表作品・作品解説
  • 【われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか】

    心身衰弱して いたゴーギャンが遺書代わりに制作した作品。これを描いてすぐ砒素を使っての自殺を図りますが未遂となりました。ゴーギャン芸術の頂 点であり高い評価がありますが、題名の意味や絵の内容について謎が多い作品です。絵画の右から左へと描かれている3つの人物群像がこの 作品の題名を表しているともいわれていますが、画家の口からこの作品についての解釈はほとんどなされていません。ただし、ゴーギャン 自身は本作に対して「これは今まで私が描いてきた絵画を凌ぐものではないかもしれない。だが私にはこれ以上の作品は描くことはできず 、好きな作品と言ってもいい。私は死を前にして全精力と情熱を込めて描いた」と述べています。

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