スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサード リンク

ドーミエ(Daumier)の代表作品・経歴・解説

Daumier_main.jpg

三等客室(三等列車)

(1860-63年)油彩・画布 65×90cm メトロポリタン美術館/ニューヨーク

オノレ・ドーミエ(Honore-Victorin Daumier)
1808年2月26日生 - 1879年2月10日没
フランス / 写実主義(+ロマン主義)
  • 現実を辛辣に見つめ続けた画家、ドーミエ
  • 作風:都市で暮らす人々の暮らしを描き出す写実主義であると同時に、その画風や題材はロマン主義をも思わせます。
  • 経歴:マルセイユにガラス職人の子として生まれたドーミエは、私塾などに通いながら古典技法を学び、後にベリアールという職人から、その当時発明されたばかりだった最新技術である石版画の技法を学びます。フランスのジャーナリズム勃興期にあり風刺画家として王政や政治を批判した作品を描き一世を風靡しますが、1832年には、フィリップ王を風刺した石版画で当局から罰金と6ヶ月の入獄の刑を受けます。晩年は眼病が悪化し失明し、コローが与えた住居に住み、静かに生涯を終えました
  • 与えた影響:多作であった彼は、生涯に500以上のタブロー、4000のリトグラフ、1000の木彫、1000のドローイングを残しました。生前は風刺画家として名を上げましたが、鋭い観察眼によって描かれた油彩画は彼が亡くなってから高く評価され始め、後の印象派にも多大な影響を及ぼしています
  • 代表作品・作品解説
  • 【三等客室(三等列車)】

    ロマン主義のような感情的表現でもなくクールベのような写実絵画でもない、自由な筆運び・表現技法によって描いていた、ドーミエの油彩画の代表作。都市に暮らす人々の孤独感や閉塞感、さらに内に溢れる逞しさが伝わってきます
  • 【洗濯女】

    洗濯業は、力を込めて汚れを落としたり大量の服を一気に担がなければならない貧しい者達の行う重労働でした。ドーミエは都市の片隅で貧しいながらも逞しく生活している人々を愛情深い目線で捉えるています。白い背景の中で浮かび上がるように描かれた人物は、輪郭をぼかすことによって空間と調和させ静謐な時間を見事に絵画化しており、彫刻家ロダンは「ドーミエは素晴らしき彫刻家」と評し、ドラクロアも賛辞の言葉を残しています
  • 【ドン・キホーテ】

    ≪騎士道物語を読み過ぎて妄想に陥った主人公が、自らを伝説の騎士と思い込み、痩せこけた馬のロシナンテにまたがり、従者サンチョ・パンサを引きつれ遍歴の旅に出かける≫という同タイトルの小説を描いた作品です。理想や野望を持つも空回りするドン・キホーテに、ドーミエ自身の姿を重ねて描いたものと考えられています
  • 【被告人、さあ権利があるのだから発言しなさい】

    (英題「The accused has the floor!」)は、手足と口を押さえつけられ、彼の主張と思われる紙が床に散らばり、その後ろでは事の顛末を暗示するかのように斬首されそうな人物の姿も。自由を認めるという政策とは裏腹の実際の弾圧の様子を描いています。
  • 【今年もまたヴィーナス、来年もヴィーナス、、、】

    新古典主義含む、規範的保守的絵画への痛烈な批判の版画。
作品 Pick Up
※画像はクリックで拡大します
Daumier2.jpg

洗濯女
(1863年)

Daumier3.jpg

ドン・キホーテ
(1868年)

Daumier4.jpg

ドン・キホーテとサンチョ・パンサ
(1868年)

Daumier6.jpg

被告人、さあ権利があるのだから発言しなさい
(1835年)

<
Daumier7.jpg

We are all honest people, let's embrace one another, and let this be over with
(1834年)

Daumier8.jpg

今年もまたヴィーナス、来年もヴィーナス、、、
(1834年)

Daumier9.jpg

3人の弁護士の会話
(1843-48年)

Daumier10.jpg

クリスパンとスカパン
(1858-1860年)

Daumier11.jpg

絵画収集家
(1857-1860年)

Daumier12.jpg

マグダラのマリア


スポンサード リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。