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コロー(Corot)の代表作品・経歴・解説

Corot_main.jpg

モルトフォンテーヌの思い出

(1864年)油彩・カンヴァス 65×89cm ルーブル美術館/パリ

ジャン=バティスト・カミーユ・コロー(Jean-Baptiste Camille Corot)
1796年7月17日生 - 1875年2月22日没
フランス / 自然主義(バルビゾン派)
  • 「自然」を愛した追憶の画家、カミーユ・コロー
  • 位置づけ:風景画の名手として、後の印象派に大きな影響を与えたコロー(印象派に分類されることもあります)は、「目の前のものを注意深く観察して写し取る」という師の言葉を発展させ、「自然」の持つ溢れる光と色彩、豊かな詩情性を見出しました
  • コロー色:銀灰色といわれる独特の靄がかかったような抑圧された色調によって描かれる風景は、「コロー色」と呼ばれ、ファッション界でも流行色になったとか
  • 風景画の他:「空想的人物画」と呼ばれる特定のモデルや注文主を描かない、当時としては革新的な人物画も描いています
  • 性格:生涯独身だったが、根っからのお人好しで同時代の画家らから慕われていました
  • 代表作品・作品解説
  • 【モルトフォンテーヌの思い出】

    コロー独特の柔らかなタッチと、靄のかかったような抑えられた銀灰色によって描かれた、幻想的で詩情性豊かな作品は「叙情的風景画」と呼ばれました。「思い出」とタイトル付けされた作品は、コローが各地を旅して回った際のスケッチや記憶をアトリエで再構築し描いたシリーズです。その際には風景を正確に思い出すことよりも自身の思い出に訴えかけてくる叙情性とその印象を描くことに終始しました
  • 【ナルニの橋】

    サロンに初入選した同題名の「ナルニの橋」のための習作品である本作は、イタリア旅行で写生した風景が大胆な筆遣いでスケッチされています。サロン用の「型にはまった形式美」を意識して描いた作品よりも、生き生きとした印象が伝わってきます
  • 【真珠の女】

    風景画の名手コローの描く人物画は、独特な夢想性に満ちており「空想的人物画」と呼ばれます。本作はルネサンス期の巨匠ダ・ヴィンチのモナリザと構図を同じくすることで「コローのモナリザ」とも呼ばれていますが、顔はラファエロのような女性らしい美しさも溢れています
  • 【青い服の婦人】

    特定のモデルを描かない「空想的人物画」は当時どのジャンルにも属さず極めて革新的なジャンルの絵画で、それは続く印象派のマネの描く近代絵画と同等視される場合もあります。調和のとれた色調・自然なポーズ・深い詩情性など「これこそがコローの描く人物画の頂点」と批評家達から大絶賛されました。
  • 【朝、ニンフの踊り】

    うっすらと靄のかかったような緑は明朝の湿度を伝えつつ、ニンフ(妖精)と見事に調和しています。まるで夢を見ているかのような幻想的な絵画でもあり、生き生きとした雄大な自然の姿を純粋に捉えた風景画でもあります
作品 Pick Up
※画像はクリックで拡大します
Corot5.jpg

ナルニの橋
(1825年)

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真珠の女
(1868-70年)

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青い服の婦人
(1874年)

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朝、ニンフの踊り
(1850年)

Corot8.jpg

マントの古い橋
(1868-70年)

Corot9.jpg

サン・ニコラ・レ・ザラスの風車
(1874年)

Corot11.jpg

ヴィル・ダヴレー
(1867年)

Corot12.jpg

ヴェニス、小さな広場
(1835年)

Corot13.jpg

マンドリンを持つ、帽子を被った女性
(1850-55年)


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