ブラック(ジョルジュ・ブラック,Georges Braque)の代表作品・経歴・解説

aa_not-public2.jpg

ジョルジュ・ブラック(Georges Braque)
1882年5月13日生 - 1963年8月31日没
フランス / キュビスム
  • ピカソと共にキュビスムを生んだ画家
  • 経歴と作風:初期はマティスの影響を受けてフォーヴィスム的な絵画を描いていたブラックは、ピカソのアトリエで制作中の「アヴィニョンの娘たち」を見て衝撃を受けます。ピカソとはその後共同でキュビスムの研究と制作を行いますが、ピカソがアフリカ芸術からの影響を多大に受けていることに対し、ブラックはセザンヌに影響を受けており、初期はセザンヌ的な「レスタックの風景」等の風景画を描きました。それまでの1点透視を否定した革新的な絵画は世界中で熱狂的に迎え入れられ、難解な分析的キュビスムに発展していくと、1912年頃からは、後のコラージュやパピエ・コレに通ずる作品の制作も始めます。
     ピカソとブラック、2人の作品はサインを見なければどちらの作品かわからないほど似たものとなりましたが、第一次世界大戦以降、長らく続いていた共同制作が途絶えると、具象的な落ち着いた静物画や室内画を制作するようになります。それら最晩年の作品を観たジャコメッティは「彼のすべての苦闘と共に今日の芸術の最先端部に位置するもの」と表現しています。

スポンサード リンク