雪舟(せっしゅう)の代表作品・経歴・解説

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秋冬山水図

(室町時代) 紙本墨画 各47.7×30.2cm 東京国立博物館

雪舟(Sesshū Tōyō)
1420年生 - 1506年没
日本 / 水墨画家・禅僧
  • 日本美術史上最大の画家のひとり。画聖・雪舟
  • 位置づけ: 日本独自の水墨画を確立させ、後世に多大なる影響を与えた雪舟。現存する作品のうち6点が国宝に指定されており、日本の絵画史において別格の高い評価を受けており、世界的にも有名です。
  • 生涯と経歴: 備中(現在の岡山県)に生まれ、京都の東福寺と相国寺で明兆や周文の画法を学んだ後、周防(現在の山口県)に移り、画室雲谷庵を構えます。48歳になると、遣明使の一員として中国へ。旅の目的は交易の交渉であり絵を学ぶためではありませんでしたが、雪舟はここで貪欲に絵の勉強を重ね、李在と長有声という画家らから本場の水墨画を学びます。帰国後は山口県を拠点に大分など各地で制作活動を行い、87歳で生涯を終えています。(没年・地域については諸説あり)
  • 代表作品・作品解説
  • 【秋冬山水図】

    両図の安定感のある構図や力強い筆致は、中国の水墨画様式の勉強を経た、雪舟独特の作風を示しています。秋景では手前に右から左へジグザグと岩や山を配し、画面上部には奥行きが生まれています。冬景は画面中央から上端にのびる垂直線は調子が強く、この線と周囲の描写との関係は一見わかりにくいのですが、オーバーハングする断崖の輪郭線が極度に強調されたもので、意図的に奥行きを排除した構図を作り上げています。構築的な空間構成、強調された輪郭線、また細い線による簡略化された皴法に雪舟様式の特徴が見出せます。(参考:e国寶HP東京国立博物館HP
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