ホイッスラー(Whistler)の代表作品・経歴・解説

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白のシンフォニー第1番-白の少女

(1862年) 油彩・カンヴァス 214.6 × 108cm ナショナルギャラリー/ワシントン

ジェームズ・アボット・マクニール・ホイッスラー(James Abbott McNeill Whistler)
1834年7月10日生-1903年7月17日没
アメリカ / 耽美主義
  • 自らの美を追求した孤高のアメリカ画家
  • 位置づけ:初期はギュスターヴ・クールベの影響を多い受け写実的な画風を描いていたが、やがてマネやドガら印象派の画家と親しくなり、日本美術にも大きく感化され、印象主義的な作品も描きます。さらに後期になると象徴的な作風となり具象表現から離れていき、今日では抽象絵画のはしりともいわれています。
  • 作風:作風は激しく変化していきますが、補色や色彩対比の効果を追い求めていた当時の他の画家とは一線を画した、繊細でモノトーンに近い色彩は表現は独特のものでした。また、作品のタイトルに「ノクターン」等の音楽用語を利用するなど、抽象的なタイトルをつけていることも特徴的です。
作品 Pick Up
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灰色と黒のアレンジメント-母の肖像
(1871年)

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青と金のノクターン-オールド・バターシー・ブリッジ
(1872-75年)

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黒と金色のノクターン-落下する花火
(1875年)

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白のシンフォニーNo.3
(1867年)

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陶磁の国の姫君
(1862-63年)


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ルソー(アンリ・ルソー,Rousseau)の代表作品・経歴・解説

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蛇使いの女

(1907年) 油彩・カンヴァス 169×189.5cm オルセー美術館/パリ

アンリ・ジュリアン・フェリックス・ルソー(Henri Julien Felix Rousseau)
1844年5月21日生 - 1910年9月2日没
フランス / 素朴派
  • 現実に生き、空想世界を描いた画家
  • 生い立ち:彼はいわゆる美術学校などで専門の美術教育を受けていません。22年間税関で真面目に働き、49歳で画家に転身します。 とはいっても、突然絵筆をとったルソーに対して、世間の注目が集まるはずもなく、借金におわれながら苦しい制作を強いられます。
    それでもコツコツと制作と発表を続けていた彼の、伝統にとらわれない新しい作風は前衛芸術家に次第に評価されるようになりました。
  • 作風:独学で絵画の道に進んだため、影響を受けた師はおらず、 例えば遠近法などの専門技術も不得意であったといわれています。よく描いたモチーフは、身の回りのの風景や、ルソーの代名詞ともいえるジャングルの風景。また、登場人物たちはみな正面を向き動きがありません。 独特の色使いや、画面に丹念に精緻に描き込まれるモチーフも特徴的です。
  • 代表作品・作品解説
  • 【蛇使いの女】

    ルソーが数多く描いたジャングルの風景のシリーズにおいて、それまでの否定的な評価を一変させたとも言われている作品。 そもそも彼はジャングルに行ったことは一度もなく、新聞や図鑑などで見つけた写真や挿絵を元として作品を描いていました。本作も知人がルソーに語ったインド旅行の話を元に描かれており、豊かな空想力によって、画面からは神秘的で象徴的な雰囲気が漂います。
作品 Pick Up
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(1910年)

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眠るジプシー女
(眠るボヘミアンヌ)
(1897年)

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結婚式
(1905年)

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私自身、肖像=風景
(1890年)

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戦争
(1894年)


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