レノルズ(ジョシュア・レノルズ,レイノルズ,Joshua Reynolds)の代表作品・経歴・解説

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第7代ローダーデイル伯ジェイムズ

(1759-1761年) 油彩・カンヴァス 238.6 x 144.6cm ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館/シドニー

ジョシュア・レノルズ(Sir Joshua Reynolds)
1723年7月16日生 - 1792年2月23日没
イギリス / ロココ期
  • ロイヤル・アカデミー初代会長。18世紀イギリスを代表する肖像画家
  • 経歴と理念:ゲインズボロとともに18世紀のイギリスを代表する肖像画家で、イギリスのロイヤル・アカデミーの初代院長も務めた教育者でもありました。「芸術家は常に高貴で崇高なものを描かなければならない」と考えていたレノルズは、ラファエロのような古典絵画の巨匠の様式(グランド・マナー)を重視し、聖人・神話・歴史上の事件などを扱った「歴史画」を最も位の高いジャンルだとするイギリス美術の模範となる理念を作りました。一方で本人は、「歴史画」を意識したような宗教的・歴史的な道具によって象徴的な意味を持たせ理想化した肖像画を多数描いたことで知られています。。
作品 Pick Up
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マスター・ヘア
(1788-1789年)

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オーガスタス・ケッペルの肖像
(1779年)

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ウェヌスの帯を解くクピド
(1788年)

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Elizabeth Kerr of Lothian
(1769年頃)

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オマイの肖像
(1776年)

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レディ・キャロライン・ハワード
(1779年)


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ゲインズバラ(トマス・ゲインズバラ,ゲインズボロー,Gainsborough)の代表作品・経歴・解説

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アンドルーズ(アンドリューズ)夫妻の肖像

(1748-49年) 油彩・カンヴァス 69.8×119.4cm ナショナルギャラリー/ロンドン

トマス・ゲインズバラ (Thomas Gainsborough)
1727年5月14日生 - 1788年8月2日没
イギリス / イギリス・ロココ
  • 18世紀イギリスの重要な風景画家・肖像画家
  • 経歴:幼い時期に父から素描の才能を見いだされ、1740年ロンドンに出てブーシェの弟子ユベール・グラヴロに絵を学びます。17世紀オランダ風景画の修復を任されたことなどから風景画に興味を抱くようになりますが、イギリスで肖像画家として生計を立てて生活します。ロイヤル・アカデミー創立会員。ターナーコンスタブルイギリス風景画の先駆者として、非常に重要な画家とみなされているゲインズバラが生涯に残した肖像画は約800点、風景画は約200点でした。
  • 作風:「肖像画は金のため、風景画は自分のために描く」と言葉を残したゲインズバラ。彼の手掛けた肖像画は風景の中に人物が描かれている、人物画と風景画の間に位置するようなものも少なくありません。いやいや描いていたとはいえ、ヴァン・ダイクの研究によって獲得した肖像画の手法を独自に発展させた流麗なタッチや気品と威厳を描く表現力は非常に優れていました。スペインのムリーリョらから影響を受けたと考えられる風俗画(一般的にファンシーピクチャーと呼ばれる空想画)も描いています。
作品 Pick Up
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朝の散歩(ウィリアム・ハリット夫妻の肖像)
(1785年)

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グレアム夫人
(1777年)

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青衣の少年
(1770年)

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青衣の女性
(1770年)

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ヨハン・クリスティアン・バッハの肖像
(1776年)

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犬と水差しを持ついなかの少女
(1785年)

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田舎家の前の人々
(1772-73年)


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シャルダン(Chardin)の代表作品・経歴・解説

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赤エイ

(1728年) 油彩・カンヴァス 114x146cm ルーブル美術館/パリ

ジャン・シメオン・シャルダン(Jean-Baptiste Siméon Chardin)
1699年11月2日生 - 1779年12月6日没
フランス / ロココ期の画家
  • フランス静物画の代表・ロココ期の孤高の画家 シャルダン
  • 位置づけ:ロココ期の貴族のための美術が盛り上がる中、実直に庶民の姿や静物画を描いていたシャルダン。明暗対比や構図、色彩に細心の注意を払いながら描いた重量感ある静物画などは、ブーシェやフラゴナールのような華やかさや甘美さがないものの、批評家たちから絶賛されました。
  • 生活:若干29歳で名誉ある王立アカデミーの会員になり安定した収入を得るようになります。慎ましく堅実にロココ美術全盛の18世紀フランスを生き抜き、フランス革命前に没しました。
  • 与えた影響:後の静物画の巨匠セザンヌや、マティスらが賞賛の言葉を残しています
  • 代表作品・作品解説
  • 【赤エイ】

    王立アカデミーに実力を認めさせた出世作。腹を割かれた赤エイを中央に配し、右側には食器やナイフ、左側には画面に動きをもたらす猫を描いています。一見地味な絵画に見えますが、まるで生命を宿したかのように描かれたモチーフたちの真に迫る描写は、観る者を強く引き付けます

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  • シャルダンの所属カテゴリー

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  • 作品 Pick Up
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    日除けをつけた自画像
    (1775年)

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    銀の深皿
    (1728年)

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    水差しとコップのある静物
    (1760年)

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    絵画の寓意のある静物
    (1766年)

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    オリーブの入った瓶のある静物
    (1760年)

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    死んだキジと狩猟バッグのある静物
    (1760年)

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    花瓶の花
    (1760-61年)

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    食前の祈り
    (1760年)

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    シャボン玉を吹く少年
    (1730-33年)

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    駒と少年
    (1741年)


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    フラゴナール(Fragonard)の代表作品・経歴・解説

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    ブランコ

    (1768年頃) 油彩・カンヴァス 83×65cm ウォレス・コレクション/ロンドン

    ジャン・オノレ・フラゴナール(Jean Honoré Fragonard)
    1732年4月5日生 - 1806年8月22日没
    フランス / ロココ美術
    • 甘美なるロココ美術の最後の画家、フラゴナール
    • 順風満帆な生活:幼少期より絵画の才能に恵まれたフラゴナールは、当時の人気画家フランソワ・ブーシェのもとで修行し、画家の登竜門であるローマ賞を受賞しイタリアへ研修へ行きます。帰国後美術アカデミーの準会員となり、貴族や上流階級の依頼を受けてロココ様式の絵画を数多く描きました
    • 作風:軽快で甘美で官能的、主題は肖像画や風俗画が多く、どこかユーモラスも感じさせたりもします。華やかなロココを彩る画家として時代の寵児となりますが、フランス革命による時代の変化で、不道徳的、軽薄な絵と批判を受け、失意のうちにこの世を去りました。
    • 代表作品・作品解説
    • 【ぶらんこ】

      ブランコで遊ぶ貴婦人と、その足元でスカートを覗き込む若い男性の様子が描かれています。女性のシンボルである薔薇の花が咲き、愛の象徴のキューピッドの石像が置かれています。「はらりと舞うスカートの中を覗き込む男性」という下品になりがちな主題を優美に描き出しているのはフラゴナールの演出力の賜物であり、この作品は画家にとっても出世作となりました。
    作品 Pick Up
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    音楽コンテスト(恋人の戴冠)
    (1755年)

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    奪われたキス
    (1787-89年)

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    読書する娘
    (1775年)

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    目隠し鬼
    (1751年)

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    ラブレター
    (1770年代)

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    ピエロに扮した少年
    (1776-80年)


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    ヴァトー(Watteau)の代表作品・経歴・解説

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    シテール島への巡礼

    (1717年) 油彩・カンヴァス 129×194m

    アントワーヌ・ヴァトー(Jean Antoine Watteau)
    1684年10月10日生 - 1721年7月18日没
    フランス / ロココ美術
    • 雅な宴の画家、アントワーヌ・ヴァトー
    • 位置づけ:上流社会の肖像画や神話画などを優雅なタッチで描いた、ロココ美術を代表する作 家の3本柱のひとり
    • 雅宴画:優美な衣装を纏った男女が田園に集い愛を語り合う様子を描いた「雅宴画」で有名で す。当時最盛期を迎えていたロココ様式の繊細で雅な雰囲気を持った雅宴画は、大変人気が高く、36歳の若さで なくなったにもかかわらず、フランスのロココ美術を代表する画家と称されています
    • 恋愛の憂愁:上流階級の理想とする"洗練された恋愛""雅な恋愛"の模様を数多く描いています が、それだけではなく、恋愛の憂愁・儚さなど、複雑な心情をも読み取ることが出来ます。
    • 代表作品・作品解説
    • 【シテール島への巡礼】

      ヴァトーは、雅な男女が庭園に集い娯楽や 恋愛を楽しむ場面を描いた主題を好んで描きました。美術アカデミーは、ヴァトーのために「雅宴画(がえんが )」というジャンルを用意し、彼の才能を賞賛しました。その際アカデミーに正式に会員として認められるため に提出した作品がこの「シテール島への巡礼」で、いわば「雅宴画」の記念碑的な意味をもつ作品です。ほぼ同 じ構図の作品: シテール島への船出(1718-1719年)
    • 【メズタン】

      雅宴画と併せて、ヴァトーが好んで描いたモチーフが 、「演劇」です。18世紀フランスは、演劇の黄金時代ともいわれており、彼もまたイタリア喜劇やオペラに傾倒 していました。友人らをモデルにし、喜劇の登場人物としてたびたび描いています

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    メズタン
    (1718-20年頃)

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    田園の恋人達
    (1716年)

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    愛の音階
    (1715-18年)

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    音楽の集い(人生の楽しみ)
    (1718年)

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    イタリア喜劇の恋
    (1717年)

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    ピエロ
    (1718-19年)

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    フランス喜劇
    (1718年)

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    若い女性のドローイング

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    帽子を被ったドレスの女性の習作
    (1715年)

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    ドローイング
    (1716-18年)


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