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ボナール(ピエール・ボナール,Pierre Bonnard)の代表作品・経歴・解説

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田舎の食堂

(1913年) 油彩・キャンバス 164.5×204.7cm ミネアポリス美術/アメリカ

ピエール・ボナール(Pierre Bonnard)
1867年10月3日生 - 1947年1月23日没
フランス / 後期印象派・ナビ派
  • 愛すべき日常を鮮やかに描きだした<色彩の魔術師>
  • 経歴: パリ郊外で生まれ、法律の勉強のかたわら画塾に通い趣味として絵を始めます。21歳の頃画家になる決意を固め、ゴーギャンを信奉する仲間らと「ナビ派」を結成。26歳でボナールの生涯の伴侶となるマルトと出会いました。
  • 親密派: 室内情景や静物、食卓や動物など身近なモチーフを好んで描いたことから、親密派(アンティミスト)と呼ばれています。中でも、最も描いたのは最愛の妻マルトの姿で、彼女の入浴の様子など約380点ほどの油彩画を描いたことで有名です。
  • 輝く色彩: 輪郭線を強調した、平坦な色面による装飾的な画面構成というゴーギャンの考えをそのまま受け継いだ「ナビ派」の様式と、日本の浮世絵の大胆な構図や色遣いに強く影響を受けています。1900年頃から印象派的な外光を意識した明るい色彩へと変化し、「色彩の魔術師」とも称されるまるで画面が輝いているような独特の色使いが生まれました。
  • 代表作品・作品解説
  • 【田舎の食堂】

    それまで茶系の地味な色や室内画が多かったボナールの色彩が劇的に明るく変化したころの代表的な作品です。開け放たれた扉と窓によって室内にみずみずしい光がいきわたり、新鮮な空気をも画面から感じることができます。
  • 【座る娘と兎】

    日本美術への傾倒ぶりから「日本かぶれのナビ」とあだ名されていたボナール。本作は縦長の画面や構図、色使い等、ジャポニズムの影響を強く受けていた頃の作品でナビ派第1回の展覧会に出品されました。平面性を意識しているため、女性もウサギもまるで背景に埋まっているかのように見えます。
ボナールの画集、関連書籍、グッズ紹介
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作品 Pick Up
※画像はクリックで拡大します
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座る娘と兎
(1891年)

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逆光の裸婦
(1908年)

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浴室の裸婦
(1907年)

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ヴェルノンのテラス
(1939年)

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コーヒー
(1915年)

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クローケーをする人々
(1892年)

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白猫
(1894年)




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ドニ (モーリス・ドニ,Maurice Denis)の代表作品・経歴・解説

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ミューズたち

(1893年)油彩・画布 171×137cm オルセー美術館/パリ

モーリス・ドニ(Maurice Denis)
1870年11月25日生 - 1943年11月13日没
フランス / ポスト印象派
  • ナビ派宣言はこの人から・色彩を平面に戻した画家ドニ
  • 理論:「絵画が、軍馬や裸婦や何らかの逸話である以前に、ある秩序で集められた色彩で覆われた平坦な表面であることを、思い起こすべきである」というドニの言葉は「ナビ派宣言」といわれ、彼の作品がどういう目的を持っているかを的確に示しています
  • 受けた影響:自らの絵を音楽的と述べたゴーギャンに大きな影響を受けています
  • 与えた影響:彼の絵画論は視覚芸術・モダンアートの大きな出発点といわれ、キュビズム、フォーヴィズム、抽象絵画を支える理論的な支柱となりました
  • 代表作品・作品解説
  • 【ミューズたち】

    ミューズとはギリシャ神話に登場する芸術の女神ですが、ドニの描くミューズは現代的な衣装を身に纏うことで、さながら芸術と科学の女神を表しているようにも見えます。しかし、ミューズが描かれる際の決まりごとである持物を描かないことでテーマが曖昧になると同時に、ミューズは神話上では9人ですが、この作品には中央に10人目のミューズが描かれていることで鑑賞者の想像力を掻き立てています。陰影は最小限に抑えられ、地面や葉、服の模様などが文様化されたり輪郭線を用いたりすることで、画面に装飾性と平面性、非現実性が生まれています
  • 【マルタとマリア】

    聖書に登場する女性、マルタとマリアを描いたもので、画面左手の黒い服がマルタ、白い服がマリア、画面右側にキリストが配されています。背景の鮮烈な黄色や青色と、白や黒のモノトーンで描かれた人物3人が対比されています
  • 【木々の中の行列(緑の木立)】

    前景から中景にかけての彩色や描き込みを最小限に抑え、全体的に平坦な色でまとめる中にも、連立する樹のリズムが感じられます。画面をよりリズミカルにしている白い服の人物達が木立の間に描かれ、奥にいる天使に向かっていっているようにも見えます。ナビ派はポスト印象派のゴーギャンに多大な影響を受けていますが、象徴主義にも近しかったドニは、このような詩的・神秘的な作品、神話画や宗教画をを多く残しています。

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  • ドニの所属カテゴリー

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  • 作品 Pick Up
    ※画像はクリックで拡大します
    Denis2.jpg

    マルタとマリア
    (1896年)

    Denis3.jpg

    木々の中の行列(緑の木立)
    (1893年)

    Denis8.jpg

    キリストの墓を訪れる聖女たち
    (1894年)

    Denis4.jpg

    受胎告知
    (1912年)

    Denis5.jpg

    バッカスとアリアドネ
    (1907年)

    Denis6.jpg

    天国へプシュケを運ぶクピド

    Denis7.jpg

    マニフィカト


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